和本江戸明和5年(1768)跋東洋医学「梅花無尽蔵」3冊/永田徳本/古書古文書/木版摺り/台州円蔵版です。
『データ』
【書名】 梅花無尽蔵
【巻冊】 上下と別録の3冊です(中が欠のようです)
【著者】 永田徳本(室町後期・江戸前期の医者。号は知足斎。経歴は伝説的要素が多く,生没年もその域を出ない。出身は三河とも信濃,美濃,甲斐ともいわれ,没地は甲斐とも信濃ともいう。医術を月湖の弟子玉鼎 に学ぶ。『傷寒論』(漢の 張仲景の著書)の医説を信奉し,病名にこだわらず症状の類似で病気を分類し,当時の消極的温補療法を排して攻撃的な薬剤を活用した。牛に乗り「甲斐の徳本,1服18文」と声をあげて薬を売り,徳川秀忠の病を治しても18文しか受け取らなかったと伝えられる。遺著とされるものに『医之弁』『徳本翁遺方』『梅花無尽蔵』がある。)
【成立】 明和5年(1768)跋
コメント