和本明治40年(1907)美術随筆「鉄園画談」全1冊/佐久間鉄園/古書/和紙に活版です。

5+5+50丁。半紙本。和紙に活版。元題簽。見返しあり。奥付あり。袋付き。経年の傷みはありますが、状態はいい方だと思います。

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『データ』
【書名】 鉄園画談
【巻冊】 全1冊
【著者】 佐久間鉄園(明治・大正期の日本画家。嘉永3年11月22日(1850年) ~大正10(1921)年 本名佐久間健寿。生家は15代にわたって仙台藩に画師として仕えた家で、東北碩儒として聞こえた中祖佐久間洞巌などを輩出している。菊田伊洲は外祖父。幼時より祖父六所、父晴岳に北宗漢画を学び、あわせて漢学も学ぶ。新聞社の編集者や印刷業などを経て、40歳頃から創作活動を開始。明治30年より1年間中国を漫遊、帰国後「支那歴代名画論評」「鉄園画談」を刊行。日本美術協会で受賞を重ね、33年下条桂谷が審査長となって以後、下条門下の四天王の一人と称された。画論に通じ、若手作家に「芥子園画伝」などを講じた。40年文展開設に際し正派同志会結成に参加、幹事となる。日本美術協会顧問をつとめ、また43年より大正2年まで文展審査員を務めた。)
【成立】 明治40年(1907)