明治33年古書「天則百話」1冊/加藤弘之です。
2+6+300ページ。22.5cm×15cm。奥付あり。










『データ』
【書名】 天則百話
【巻冊】 1冊
【著者】 加藤弘之(幕末から明治にかけての政治学者。佐久間象山のもとで西洋法学を修め,坪井為春に蘭学を学んだ。万延1 (1860) 年に幕臣となり,開成所准教授,大目付勘定頭をつとめた。その間にドイツ語を学び,『隣草』『立憲政体略』を著わし,立憲政体論を初めて日本に紹介した。のちに明治新政府の政体律令取調御用掛となった。 1873年森有礼らと明六社を組織。『真政大意』『国体新論』を著わし共和論,天賦人権論を唱えたが,74年民撰議院設立には時期尚早として反対。 82年『人権新説』を著わし,天賦人権否定論,生存競争説を展開した。 77年東京大学綜理,90年帝国大学総長,さらに貴族院議員,枢密顧問官,帝国学士院院長などを歴任。)
【成立】 明治33年4版