和本天保8年(1837)版戦国時代体験記「おあん物語/おきく物語/理慶尼の記」2冊/絵入古書古文書/木版摺りです。
10+14、2+28+1丁。大本。木版刷り。
おあん物語は、江戸時代前期に老尼から聞き書きした戦国時代の体験記。石田三成の家臣・山田去暦の娘であった老尼が、少女時代に体験した関ヶ原の戦いの頃の様子を子供たちに語った話の筆録。おきく物語は岡山池田藩の医師、田中意徳の祖母きくの回想談。大坂夏の陣の城内での見聞、脱出の経験談。理慶尼の記は武田勝頼滅亡記。

















『データ』
【書名】 おあん物語/おきく物語/理慶尼の記
【巻冊】 おあん物語/おきく物語で1冊、理慶尼の記で1冊の2冊
【成立】 天保8年(1837)版