和本江戸嘉永元年1848)医学本草学「増補懐中食性」全1冊/山本亡羊/古書古文書/木版摺りです。 


2+16+62丁。横本(7cm×15.5cm)。木版刷り。元題簽。見返しあり。奥付あり。


f20a-069
f20a-070
f20a-071
f20a-072
f20a-073
f20a-074
f20a-075
f20a-076
f20a-077
f20a-078
f20a-079
f20a-080


『データ』

【書名】 増補懐中食性

【巻冊】 全1冊

【著者】 山本世孺(山本亡羊。江戸後期の本草家。幼名は本三郎,名は世孺,字は仲直,通称は永吉。亡羊は号。儒医山本封山の次男として京都に生まれる。父に儒医学を学び,16歳で小野蘭山に入門して本草学を学ぶ。医業のかたわら儒学,本草学を講義し,家塾を読書室と称して毎年のように読書室物産会を開催。この物産会は亡羊没後は子の榕室,弦堂に継がれ,文化5(1808)年から文久3(1863)年にかけて計48回開かれた。深い学識と篤実な人柄で門人は千数百人を数え,蘭山なきあとの京都本草学派の主導者となり,文政9(1826)年には江戸参府途次のシーボルトとも京都で会見している。『懐中食性』『洛医彙講』『医学字林』『格致類編』『百品考』) 

【成立】 嘉永元年1848