和本江戸享保18年(1733)飢饉対策救荒書「救民薬方」全1冊/望月三英/丹羽正伯/古書古文書/木版摺りです。
5+5丁。大本。木版刷り。元題簽。
『データ』
【書名】 救民薬方
【巻冊】 全1冊
【著者】 望月三英(江戸時代中期の医師。元禄10年生まれ。望月雷山の子。幕府医官となり,奥医師,法眼にすすむ。多数の医書を読破して考証につとめ,折衷説をとなえた。服部南郭の門人として文名もたかかった。明和6年11月4日死去。73歳。江戸出身。名は乗。字(あざな)は君彦。号は鹿門。著作に「医官玄稿」など。)/丹羽正伯(江戸時代中期の医家,本草学者。名は貞機。山脇玄修に医学を,稲生若水に本草学を学び,儒学者並河天民とも交遊があった。享保7 (1722) 年幕府に出仕,稲生若水の『庶物類纂』を増修,完成させるとともに,諸国を巡遊し薬草採取,物産調査にあたった。また幕府の医官をつとめ,著書『普救類方』がある。)
【成立】 享保18年(1733)