和本江戸享和3年(1803)国学漢和辞書「新撰字鏡」上下2冊揃/昌住/古書古文書/木版摺りです。
2冊で3+2+86+21丁。大本。木版刷り。元題簽。
昌住撰の 12巻から成る漢和辞書。 10世紀初頭頃の成立。漢字を部首で分類し,その発音,意味,和訓 (万葉がなによる) をつける。その注記は,『玉編』『切韻』『一切経音義』などから多くひき,古代の文献書誌研究,字音研究などの資料となる。また和訓を含む現存最古の辞書で,その数は 3000をこえ,上代語・平安時代初期の国語の研究に欠かせない文献となっている。
『データ』
【書名】 新撰字鏡
【巻冊】 上下2冊揃
【著者】 昌住
【成立】 享和3年(1803)
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