和本江戸文政13年(1830)国学紀行文「出雲路日記」全1冊/藤井高尚/古書古文書/木版摺りです。
『データ』
【書名】 出雲路日記
【巻冊】 全1冊
【著者】 藤井高尚(江戸後期の国学者。備中国加陽郡宮内字三日市(岡山市北区)に住する。父は高久。通称忠之丞、名は高尚、家を松屋と号する。吉備津宮宮司となり、従五位下長門守に任ぜられる。本居宣長に入門。著書『三のしるべ』(1826刊)は古道論を説く上巻「道のしるべ」と、中巻「歌のしるべ」、下巻「ふみのしるべ」からなる。歌論では宣長の「物のあはれ」説を継承し、小沢蘆庵の「ただこと」論を非難している。ほかに『伊勢物語新釈』(1813)、『松屋自選歌集』などがある。)
【成立】 文政13年(1830)